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巫女
神社で破魔矢を売る巫女さん。神聖さや純潔を象徴するような独特の白い衣装に、憧れをいだいた人も多いのではないでしょうか。神につかえる女性である巫女。古くはシャーマン的な役割を果たしていたともつたえられる、日本最古の職業のひとつです。現に、かの邪馬台国の女王の卑弥呼も、巫女に分類される存在ですね。
巫女になるために、特に資格などは必要ありません。また、神職や僧侶のように、特定の養成機関などで学習することも不要です。ただし、20代なかばごろまでの若い女性であることや、おおむね未婚の女性が求められることなどは、条件といえるでしょう。若い女性しかできない役割であるため、働ける期間がかなり短いことも特徴です。また、伊勢神宮クラスの大神社であれば常勤の巫女を雇うこともありますが、現在では巫女さんのほとんどは臨時雇用。つまりアルバイトの形態がとられることが多いようです。ほんらい、建前上は氏子(うじこ)の娘さんや神主の娘など、その神社に関係する女性が巫女となるべきとされますが、実際は誰がなってもあまり問題はありません。アルバイトとして雇用されるためには、直接に神社へ問いあわせるほか、大学の掲示板に出ている求人に応募する、友人の紹介によるなどの方法もあるようです。
巫女の仕事は、神様への「御奉仕」。神社の清掃などをおこなうほか、奉納する神楽(かぐら)を舞う、神事のときに御神酒を注ぐ、参拝客にお守りを販売することなどが、仕事の内容となります。巫女に向く資質といったものは少ないのですが、やはり宗教的に神聖な場で働くことになるため、言葉づかいや物腰の上品な人が求められるといえます。また、髪の毛やメイクなどにも、派手さを押さえた落ち着いた雰囲気が要求されるでしょう。
働ける期間が短く、また雇用形態にもアルバイトが多い、巫女という仕事。ただし、そのおしとやかなイメージの影響か、「学生時代は神社で巫女さんとして御奉仕していました」という経歴のアピールが、その後の就職や結婚のときに意外と大きな武器になることもあるようです。巫女は若い女性にしかできない、特別な仕事。条件に合致する人なら、一度チャレンジしてみるのもおもしろいでしょう。
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